下痢について知っておきたいこと
下痢とは?
下痢は、「うんちの水分が多くなる」「回数が増える」「量が増える」といった状態を指します。
発症から7~14日以内なら“急性下痢”、2~3週間以上続く場合や、何度も繰り返す場合は“慢性下痢”と呼びます。
主な原因
急性下痢:食べ慣れないものを食べた、または消化管の寄生虫が多いです。
慢性下痢:数週間以上続く下痢は、消化管や全身の病気が関与することがあります。
下痢が起きる主な仕組み(病態生理)
下痢は主に以下の理由で起こります。多くの場合、これらが複数絡み合っています。
浸透圧異常(水分の吸収バランスが崩れる)
分泌異常(腸から水分が多く分泌される)
粘膜の障害(腸のバリアが壊れやすくなる)
腸の動きの異常(運動異常)