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2025年6月3日火曜日

 



下痢について知っておきたいこと


下痢とは?


下痢は、「うんちの水分が多くなる」「回数が増える」「量が増える」といった状態を指します。

発症から7~14日以内なら“急性下痢”、2~3週間以上続く場合や、何度も繰り返す場合は“慢性下痢”と呼びます。


主な原因

  • 急性下痢:食べ慣れないものを食べた、または消化管の寄生虫が多いです。

  • 慢性下痢:数週間以上続く下痢は、消化管や全身の病気が関与することがあります。


下痢が起きる主な仕組み(病態生理)


下痢は主に以下の理由で起こります。多くの場合、これらが複数絡み合っています。

  1. 浸透圧異常(水分の吸収バランスが崩れる)

  2. 分泌異常(腸から水分が多く分泌される)

  3. 粘膜の障害(腸のバリアが壊れやすくなる)

  4. 腸の動きの異常(運動異常)














専門外来 CT・画像診断病理センター