年中無休(水曜:予約診療日)/往診可能

2025年10月1日水曜日

  


傷口の処置には、まさかの「はちみつ」

先日、手術後の傷口をペットが舐めてしまい、化膿してしまったという相談がありました。飼い主さんは専用の消毒薬や軟膏が必要だと思っていらっしゃったようですが、私が提案したのは全く違う方法でした。
まず、傷口を特別な消毒液ではなく、ごく普通の「ぬるま湯の水道水」でしっかりと洗い流すこと。そしてその後に、なんと「はちみつ」を塗るようにお伝えしたのです。「え、はちみつですか?」と驚かれましたが、そうなんです。しかも特別なものではなく、
そこら辺に売っとる、何でもいい。安いのでもいいので。
とお話ししました。はちみつには天然の抗菌作用があるだけでなく、傷口を適度な湿潤状態に保ち、皮膚の再生を助ける働きがあるのです。
キッチンにあるような身近な食材が、医療の現場で役立つことがあるというのは、多くの方にとって大きな驚きだと思います。もちろん、これは獣医師の指導のもとで行うべき処置ですが、時にはシンプルで意外な方法が非常に効果的であるという良い例と言えるでしょう。




10月・11月・12月は「犬の健康診断推進月間」!愛犬の健康をチェックしましょう!


こんにちは、アロハ動物医療センターです。

肌寒くなり、秋の深まりを感じる季節となりましたね。

さて、当院では本日より10月・11月・12月を「犬の健康診断推進月間」とさせていただきます!

「うちの子は元気そうだから大丈夫」「まだ若いから必要ないかな?」

そう思っていらっしゃる飼い主様もいるかもしれません。

しかし、犬は人間と比べて体の不調を隠すのが得意な動物です。

私たちが気づかないうちに、病気が進行しているケースも少なくありません。

なぜ健康診断が大切なの?

  1. 病気の早期発見・早期治療:

    健康診断で異常が見つかれば、早い段階で治療を開始できます。これにより、病気の進行を防ぎ、愛犬への負担を最小限に抑えることができます。

  2. 病気の予防:

    定期的な健康チェックは、将来的な病気のリスクを予測し、適切な予防策を講じることにも繋がります。生活習慣のアドバイスや、食事の見直しなども行えます。

  3. 愛犬の「いつも」を知る:

    健康な時のデータを記録しておくことで、もしもの時に「いつもと違う」変化を正確に把握することができます。これは、獣医師が適切な診断を下す上で非常に重要な情報となります。

どんな検査をするの?

当院の健康診断では、愛犬の年齢や状態に合わせて様々な検査をご提案しています。

  • 身体検査:

    体重、体温、心臓や肺の聴診、目のチェック、耳のチェック、歯の状態、触診(しこりがないかなど)を行います。

  • 血液検査:

    貧血や炎症、臓器の機能(肝臓、腎臓など)に異常がないかを確認します。

  • 尿検査・便検査:

    泌尿器系の病気や寄生虫の有無などを調べます。

  • レントゲン検査・超音波検査:

    必要に応じて、内臓の状態や骨・関節に異常がないかを詳しく調べます。

いつ受けたらいいの?

特に症状がなくても、年に一度の健康診断をおすすめしています。

シニア期の犬(小型犬:7歳以上、大型犬:5~6歳以上)は、半年に一度のペースで健康診断を受けることで、より早く異変に気づくことができます。

この機会に、ぜひ愛犬の健康についてじっくり考えてみませんか?

「犬の健康診断推進月間」中には、健康診断に関するお得なプランや特典をご用意している場合もございますので、詳細はお気軽に当院スタッフまでお問い合わせください。

愛犬がこれからも元気に、笑顔で過ごせるように。

アロハ動物医療センターが、皆様と愛犬の健康をサポートさせていただきます。

ご予約・お問い合わせをお待ちしております!


専門外来 CT・画像診断病理センター